正ちゃんがこんなに美味だとは知らなかったのです!
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2007-10-06 Sat 17:00
--辺りは肌寒く、遠くから何かのいななきが聞こえる。
 うっすらと明かりと暖を与えてくれるたき火が乾いた音をたてていた。

 足音。手元の太刀を握り、音のした方へ目をやると、
 紅く染まった甲冑の戦士がいた。
「やあ。おはよう」
「おはよう。」
 お決まりの挨拶を交わす。
Y嬢は決まって何時の時間もおはようだな、とふと思う。

 黙ってY嬢はたき火の反対側に腰掛けると、黙って火酒を呷った。

 夜の青さから日がうっすらと昇りはじめ、
 青から黄色への無限のグラデーションが広がり
 二人はしばらくその光景を見つめていた。
「私は、この光景が好きでね。
 何より美しさとあくまで自分が自然の一部だと感じる。
 そして真理と神について考えさせられるんだ。」
 Y嬢は黙って懐から先程切り出してきた
 フルフルの霜降りを差し出す。
「食べないかい?」
 二人はたき火で霜降りをさっと炙り口に含む。
 実に刺激的な味が火酒にあう。
「私は…、私は一体何を目指していたんだろうか。
 結局の所、高みを目指してみても、
 それは夢だったような気がする…。」
「どうしてそう思うの?」
そう言いながらY嬢は弓の手入れをはじめた。
「どうだろう…?
 高みを目指すには仲間がいる。
 そして共に歩んで向上しかたった…
 でも結局それは私の押しつけだった、からかな?」
カキン、と太刀の鞘を鳴らす。
それはまるで今までの嗚咽のように絞り出すかのように。
「それが解っただけでもいいんじゃないかな?
 だって見てごらんよ。
 未だに熱に浮かされた人の方が多いんだよ?」
「それが夢だとしても?」
「みんな夢から覚めたくないのさ。
 そしてもうその夢が終わっても 
 その事に気付かないようにしている。」
気付けば私は泣いていた。
伝わる人には言葉少なくとも伝わる事はある。
そして多くの人にはその真意は伝わらないものだ、と。
「さぁ。行こうか。
 今日は大雪猿の牙を取りにいくんでしょう?」
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この記事のコメント
「多くの人」の感想
最初MHFと関係ない文章かと思った。
いややっぱり関係あるようでないのだろうか。
それはともかくこれはすごく良い物だ。
久々に、その世界その場面に自分自身が属せないことをもどかしく思ったよ。
そして同時に自分自身の文才のなさに絶望したorz
その文才を私にください!
2007-10-10 Wed 03:47 | URL | pk@first #y0rUDbFs[ 内容変更]
はじめはMHの世界で
今まで感じた事をぶちまける、
というネタのつもりだったのですが
これまた書けなかった件orz
2007-10-10 Wed 04:02 | URL | 九曜 #-[ 内容変更]
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